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■「ペンの素顔」第7回・電子文藝館はプロの目利き集団──大原雄さん

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インターネット普及によって、読書にも「パソコンで作品を読む」という新
たなスタイルが加わりました。日本ペンクラブにも、この読者スタイルの変
化を先取りした「電子文藝館」があります。読みたいジャンル、作者、作品
名などから検索すれば、手軽に無料で読むことができます。7年間の蓄積に
よって、およそ800作品が掲載されています。2010年から11年には1000作品
を超える見込みです。昨年は国立国会図書館の統合的な検索システム
(PORTA)にも参加しました。今回の「ペンの顔」は、電子文藝館委員会
の3代目委員長である、大原雄(おおはらゆう)さんです。
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●NHK報道記者として、ロッキード事件も体験

──大原さんのプロフィールをお聞かせください。

[大原] 1947年の生まれ、東京都出身です。早稲田大学第一政経学部、そ
のあと東京都立大学大学院(修士課程)で政治学を専攻しました。卒業した
71年に、NHKに入局しました。大阪がスタートで4年間の勤務でした。1年
は記者の見習いで、残る3年間は大阪空港の騒音という公害問題を担当して
きました。
 75年からは東京の社会部で、警視庁第2方面(品川区、大田区)のサツ回
りです。第2方面は羽田空港もカバーしていました。航空機の事故や運航な
どは専門用語が多いので、その意味からも大阪空港の取材が役立ちました。

──印象深い取材はありましたか?

[大原] 76年にロッキード事件が起きました。地検担当の本筋取材は先輩
記者。手足になって動くのは、僕のような所轄署のサツ回り担当記者です。
捜査関係者は守秘義務がありますから、公式発表以外は簡単に喋らない。そ
こで、僕たち若い記者が関係者の邸宅に張り付き、出入する人や、車のナン
バーなど断片的な情報を収集するわけです。現場からそれら情報をあげる
と、先輩たちが本筋の取材を重ね、情報をクロスチェックして記事を書く、
という体制でした。
 7月27日の朝、田中角栄元首相が捕まりました。この日、僕は地検の張り
番でした。他社は、「まだ、きょうは田中元首相の逮捕はない」と踏んでい
ました。午前7時27分、地検の通路に黒い車が横付けされ、検事に伴われ
て、ふいに田中角栄元首相が出頭してきたのです。いつものポーズで片手を
揚げる田中元首相。報道陣全員が息をのみ、一瞬の空白がありました。
 数秒後に、カメラのシャッター音が洪水のように聞こえてきました。僕は急ぎデ
スクに無線機(当時は、携帯電話はなかった)で連絡すると、「本ものか」といわ
れ、「角栄さんの顔くらいわかりますよ」というやり取りがありました。双方とも
緊張していたんですね。普通は体験できないことでした。

●歌舞伎の本『ゆるりと江戸へ──遠眼鏡戯場観察』を出版

──日本ペンクラブに入られた経緯、動機について、お聞かせください。

[大原] 僕が入会したのは1998年です。その当時は個人でパソコンを使う
人は少なく、一般の人は電子メディアなどチンプンカンプンの時代でした。
 僕が取材で知り合った、ある作家(理事)から「電子メディアに関心がある?」
と聞かれました。職場でワープロやパソコンは使っていましたから、「初心者です
が、関心はあります」と答えました。「日本ペンクラブも時代の流れから、電子メ
ディアに対応しなければならない。手伝ってくれない?」
 このときは委員会ではなく、非公式な「電子メディア対応研究会」が立ち
上がったばかりでした。研究会の1回目は入会前で、オブザーバー参加でし
た。

──電子メディア対応研究会は、どんなことをしていましたか。

[大原] 行政(国)では文字コード登録の議論が行なわれていました。技術系の
人が集まり、「どういう文字を入れるか」という大切な議論しているのに、作家に
は声がかかっていない。日本ペンクラブも関心がない。
 文学には現在と過去の作品があります。古い字、旧漢字とか、歌舞伎の台
本の文字とか、伝統音楽の記号とか、多種多様に使用されています。国が勝
手に文字コード登録を決めてしまうと、電子メディアでの文学活動に支障を
きたします。この先、文学にパソコンが自由自在に使えなければ、将来の表
現行為の制約になってしまう。 この観点から、同研究会は1~2年間かけて
文字コードをメインテーマにして展開してきました。そのうえで、日本ペン
クラブの理事会には、行政に対して積極的な発言をしたほうがよいと提案し
たのです。それで正式な委員会となりました。

──大原さんは「電子メディア委員会」の創設から関わっていたわけですね。

[大原] やがて、電子メディア委員会は、「電子メディア委員会」と「電
子文藝館委員会」の二手に分かれました。僕は03年に電子文藝館委員会の副
委員長、07年には委員長になりました。

──大原さん自身はどんな作品を書かれていますか。

[大原] 歌舞伎の本を出しています。99年に、『ゆるりと江戸へ──遠眼
鏡戯場観察(かぶきうおっちんぐ)』を出版しました。
 僕は40代半ばに、初めて「熊谷陣屋」という歌舞伎を観て、「16年はひと
昔。ああ、夢だ、夢だ」という名台詞にビリビリときました。たとえば小学
校入学から大学卒業までなど、人生で16年はひとつの節目なんですね。40代
後半からは報道の仕事をしながら、歌舞伎を観て劇評を書くという二つの軸
を置いた生活が始まりました。
 歌舞伎といえば、古臭いように思えますが、時代ごとに新しいものを摂取し、藝
の工夫で洗練されて、長い歴史のなかで残ってきたわけです。その面では、いつ
も、新しい。どんな時代にも通用します。
 いまは自分のサイトで、歌舞伎の劇評をメインに毎月連載しています。他の表現
活動のテーマとしては映画、演劇、時事問題、主に評論なんです。

──『ゆるりと江戸へ』はどういう読者層を対象としている本ですか。

[大原] 僕が歌舞伎にこだわってから、せいぜい十数年です。毎月歌舞伎座、国
立劇場、新橋演舞場などに観にいく。本数を見ていれば、ごく自然に初心者の領域
を越えてきます。
 数年経ったころ、舞台を見て疑問に思う。それを調べたくても入門書のレベルを
超えており、そこでは書かれていない。かといって専門的な本はそんなところを相
手にしていない。どこを探してもいわば「中二階」の部分がないんですね。ないの
ならば自分で中二階を書こう、と決めて書いたのです。

●電子文藝館と青空文庫の違い

──電子文藝館の活動内容について、お話いただけますか。

[大原] 電子文藝館は01年11月26日の「ペンの日」に発足しました。7年
間の活動で、これまでの作品掲載は、およそ800作品です。
 どんな作品を文藝館に載せるか。それには編集委員20人があたります。作
家、評論家、編集者、文学研究者、翻訳家、詩人、歌人、俳人、ジャーナリ
ストなどの現役、OBを含めたメンバーで構成されています。全員がボラン
ティアです。
 1作ずつ複数のメンバーでチームを組み、一連の作業を行ないます。先人
の作品などは委員会でコピーし、スキャンし電子化します。ご存知のよう
に、スキャンは文字化けが凄まじいですから大変です。校正は複数の委員で
担当し、できるだけ漏れをなくしていきます。旧漢字とか旧かなとか、最近
は一部英文のまま載せるとか。字体などで迷った場合、最終判断は委員長の
決済になります。

──電子文藝館の目的、趣旨をお話ください。

[大原] 日本ペンクラブには2000人近い会員がいますが、地方の方はペン
クラブの役職などついていないと、年数回の例会とイベントに参加するくら
いでしょう。それだけだと参加感や帰属感が薄まり、活動は先細りになりか
ねません。
 会員の作品が、もっと多くの読者にふれる場を作ろう。それを柱として発足した
のが電子文藝館です。一般会員も著名な作家も歴代の会長も、先人の文豪も作品を
載せる。理事も流行作家も選りすぐりを載せる。それで裾野が広くなるわけです。
 会員は基本的に物書きです。著作があります。それがペンの入会条件ですから、
自作はあります。各々が電子文藝館に作品を掲載すれば、日本ペンクラブへの参加
感や帰属感を強めてもらえる。作品の掲載には著者略歴をつけていますから、会員
自身のプロフィールも知ってもらえます。

──委員会側から、積極的に働きかける作家、作品があるかと思います。

[大原] 初代の島崎藤村から阿刀田高さんまで15人の会長がいます。すべ
ての会長の作品はそろっています。一方で、「明治維新から現在まで」とい
う括りで、日本の近代文学のこれはという作家、作品を載せるようにしてい
ます。
 幕末から明治に活躍した歌舞伎の狂言作者だった河竹黙阿弥の作品から、
夏目漱石、芥川龍之介、森鴎外の作品も入っています。日本ペンクラブの創
立(1935年)以前の作家は会員でありませんから、「招待席」というコー
ナーで掲載しています。日本の近代文学、文藝の流れがバランスよく見える
ように心がけています。

──電子文藝館と青空文庫との違いは、どんな点にありますか。

[大原] 青空文庫は文学作品を電子化しインターネットで読める、この点
では電子文藝館も形態は同じです。大きく違う点は、青空文庫が50年経って
著作権の切れたパブリック・ドメインの作品だけを載せていることです。
 電子文藝館もパブリック・ドメインの作品も載せています。しかし、最大の特徴
は、著作権の切れていない作品を権利者の許可を得て掲載していることです。青空
文庫では著作権のある作品は読めないのです。
 青空文庫にはボランティアで作業をする人数が大勢います。だから、たとえば芥
川龍之介だと全集になるくらい掲載されています。掲載数の面で電子文藝館は青空
文庫にかなわない。
 しかし、われわれ電子文藝館委員会には「目利き」が20人からいます。専
門家として、著作権の切れた作品でも青空文庫にないものを見つけてきて載
せることができます。この点の違いは大きいです。

●「間接話法」としての電子文藝館の存在意義

──電子文藝館の存在意義について、お聞かせください。
[大原] 僕は言論表現委員会の委員も兼ねています。ふたつの委員会はメダルの
裏表だと思っています。
 言論表現委員会はペンクラブが最優先にする表現活動のセンサー役を担う
グループです。社会の動きを見ていて、「言論、表現の自由」を制限するも
のには、困るよ、と物申します。最近では、映画『靖国 YASUKUNI』の問
題に対して、日本ペンクラブも協力して上映を実現しました。09年1月に
は、大阪ではデジタル時代の本について、3月には東京で獄中作家・人権委
員会と共催で死刑制度について、それぞれシンポジウムを開催しています。
 電子文藝館委員会も、「言論、表現の自由」という志は全く同じです。違う点は
言論表現委員会のように「直接話法」ではなくて、「言論、表現の自由」のあり方
を具体的な作品で提示する、いわば、「間接話法」で、外へ向かってメッセージを
送っていることです。
 「何十年か前にも、似たような問題や状況があったな。そのときは先輩の作家た
ちはこういう作品を発表して、発言したんだ」とわかるわけです。そういう「志の
ある電子文藝館」を目指しています。

──電子文藝館に掲載すると、ダウンロードして改ざんされるという心配、
危惧の声はありませんか。

[大原] 800本に近い作品が掲載されていますが、流行作家の作品でも、
改ざん(海賊版)で売られたというケースは一度もありません。悪意を持っ
てやる気になれば、電子画面ではなく、書籍の活字を勝手にスキャンできる
わけですから、インターネットに掲載されると危険、という考えはあまり説
得力がない。
 それを心配して難色を示す方はゼロではありません。不安に思う場合は、「ご心
配ならば、次の機会に」というふうにしています。

──版権との関係はどうでしょうか。

[大原] 版権は会員の方が出版社と調整してください、というスタンスで
す。これまではトラブルは一度もありません。浅田次郎さんが最近作を載せ
てくださり、同時に版元からOKを取ってくださいました。
 電子文藝館は長編となると、紙の出版物と違い分量的にも全部を載せられない。
他方で長いものはパソコン画面で読むとしんどい。一部をさっと読んで面白かった
ら、本屋で元の本を買う。その面では呼び水になりますし、出版社側は、決してマ
イナスにはならないはずです。
 掲載した作品の版元は、著者略歴に書いてありますから、結果的に宣伝にも一役
買っています。共存共栄だと思います。

──掲載されている「ジャンル」について、お話いただけますか。

[大原] 作品掲載の仕方は基本的にジャンル別です。小説、評論、随筆、
戯曲、詩、短歌・俳句、児童文学、ノンフィクション、翻訳ものなど。それ
とは別にペン憲章に基づいて、ジャンルを超えて、「反戦反核」、「出版編
集」、「主権在民史料」の3つの柱を特別に立てています。明治から現在ま
で、民主主義に寄与した文章や作品を積極的に載せています。
 名編集者と言われる人でも、文章としてはあまり多くを残していません。人に書
かせるのが仕事ですから。編集者が書いたもので、良いものはたくさんあります。
作家と同様に編集者も、言論、表現の自由には敏感です。他ではあまり載せないで
しょうから、電子文藝館では積極的に載せています。
 2010年の国際ペン東京大会は「環境」がテーマですから、「環境」問題に
ついても取り組みます。「公害・環境」として、4本目の柱を立てることに
して、異色作を載せ始めました。

──国立国会図書館のホームページから「電子文藝館」にも入れるようにな
りました。このシステムについて、お話いただけますか。

[大原] 国立国会図書館には、大学、図書館など29か所のデジタル・ライ
ブラリー(電子図書館)を検索できるシステムがあります。PORTA=「ポ
ルタ」と呼ばれているものです。日本ペンクラブの電子文藝館も08年3月か
ら仲間入りしています。青空文庫も入っています。PORTAは、全国にある
デジタル・アーカイブ=電子文献の統合的な検索システムです。
 電子文藝館は、デジタル・ライブラリーを劇場にたとるなら一つの幕でし
た。ところが世のなかはもっと進んでいて、さらなる大きな幕ができまし
た。それが国立国会図書館のPORTAという幕です。日本ペンクラブ電子文
藝館の入口もあって、作品にたどり着ける。このメリットは大きいものがあ
ります。
 国立国会図書館のPORTAは登録制で、IDとか、パスワードとかを必要と
します。ただ、これは簡単に登録できますし、無料です。

●創立75周年、国際大会開催に向けた「電子文藝館」の取組み

──電子文藝館として、今後の取組みとか、展望とか、理想も含めてお聞か
せいただけますか。

[大原] 2010年は、日本ペンクラブの歴史のなかでも、3回目の国際大会
開催年であり、創立75周年です。この年か、2011年の「電子文藝館」開設10
周年という節目を記念して、どちらかの時点で1000作品の掲載を達成したい
と思います。そうなると、データベースとしていちだんと使い勝手の良さが
求められます。
 日本ペンクラブはいまホームページのリニューアルを進めています。英文ページ
もできます。電子文藝館もリニューアルを進めようとしています。読者にとって、
「良い作品はあるけれども、手間がかかってしかたない」、それでは困りますからね。
 障害者向けサービスも視野に入れたい。目の不自由な人がクリックすると、音声
で電子文藝館の項目がわかるようにするなどと考えています。予算の問題もありま
すが、優先順位を決めて対応したいと思っています。

 JLT(Japanese Literature Today)は日本ペンクラブが出している英文の刊行
物です。以前は、毎年その年の日本文学の代表的な作品、受賞作など、話題
になったものを英訳、仏訳で紹介してきました。近く新刊が出る予定と聞い
ています。
 可能ならば、JLTの紙媒体と併せて、インターネットでの発信の可能性も
探っていくと、3回目の国際大会を開く日本ペンクラブが、世界のなかで存
在感を増すと思います。
 インターネットは即、世界と繋がるシステムです。予算やマンパワーを考
えに入れていない個人的な夢ですが、電子文藝館のなかに、「JLTコー
ナー」を作り、短編小説、詩、短歌・俳句などは、作品の全体を載せていき
たいものです。 そうすれば、電子文藝館の掲載作品の数は増えるし、JLT
の存在感も増します。なによりも世界各国の読者がインターネットで、誰で
も日本文学の活きの良い作品を読めるわけですから、喜ばれると思います。

──地球の裏側でも、在留日本人のみならず、外国人でも日本文学を読んだ
り、勉強したりしている人は多くいます。それらの方々にも電子文藝館の作
品が役立ちます。

[大原] 作品自体は日本語でも、電子文藝館の目次で、タイトル、著者名、略歴
ぐらいは英語、仏語、中国語、韓国(朝鮮)語などで、掲載したいです。英語に翻
訳された、あるいは英語で書かれた作品も、少しずつでも増やしたいですね。
 音声の表紙や目次もあると、障害者には役立つ。ただ、やろうと意見が一致して
も、予算はどうするのか。システムを作るマンパワーはどうするのか。課題もあ
り、すぐにできるとは思いませんが……。
 携帯電話でも電子文藝館が読めるようにしたい。俳句、短歌などは携帯向きで
す。ペンクラブの会員の若返りにも、こういう試みは、効果が大きいと思います。

──大原さんは長年、NHKの報道畑を歩まれてきました。社会を見る目や切
り口には鋭いものがあると思います。大原さんが強い熱意をもって取り組ま
れている、電子文藝館の社会的意義について、お話いただけますか。

[大原] 現代は大量に情報が流れてくる時代です。インターネット検索で一つの
キーワードを入れると、何百も何千も情報が出てくる。玉石混交で、何が良いのか
悪いのかわからない。こうした情報は内容の良さに従った優先順位で出てくるわけ
ではありません。検索で便利になっているようで実は便利じゃない。情報はたくさ
んありますが、何を信じて何をよりどころにして判断したら良いのか見えない時代
です。
 そういう時代だからこそ、情報は目利きの人が判断しないとダメなんです。プロ
集団がプロの知識を生かし、目利きをして良い情報を出していく。それが重要です。
 日本ペンクラブは国内の最高レベルの物書きが集まっているグループです。電子
文藝館はボランティアで利潤追求でやってはいない。本当に良心を持って客観的に
作品を掲載している。情報過多の時代に、「必要な情報の出し方は、こうですよ」
と模範的なことを示していると自負しています。

 たとえば国内には、各県にいろいろな文学館があります。郷土の作家など面白い
情報や貴重な情報が各県レベルで留まっています。一方で、多数の情報が玉石混淆
で過剰に出てきます。情報化社会だといっても、今の日本はそういう状況です。
 日本ペンクラブが働きかけて、電子文藝館のなかに、たとえば「郷土作家のコー
ナー」を作る。北海道から沖縄まで自分たちが関心のある県、「おらが県」の誇る
作家の作品が一目で見られるようにする。まだ僕の夢です。だけれど、国立国会図
書館が先にやってしまうかもしれない(笑)。
 情報は何をもって判断するか。その基準として、プロが目利きとして良い情報を
流す。電子文藝館のように無私で、良心を持って。それが大切だと思います。
(インタビュー・構成:穂高健一)

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日本ペンクラブ・メールマガジン「P.E.N.」第67号 2009年3月5日「ペンの素顔」第7回電子文藝館委員長・大原雄さん [まぐまぐ!]